漫画 七つの大罪の第43話の前編感想とネタバレ

七つの大罪　第43話　危険な賭け　の感想、前編を書きます。
ネタバレですのでご注意ください。

今回は超重要な回！！
久々に色々な謎が解明できるお話です。

■聖騎士の方が強い？

第42話で、メリオダスとバンがダブルKOされてしまいました。
そんな窮地を救ったのが、七つの大罪キング！

彼のみが唯一神器を持っているので、己の力を最大限に解放することが
出来るのでした。
メリオダスとバンが敵わなかった相手、聖騎士ギーラと聖騎士ジェリコを2人まとめて
撃退したキング。

今回はその続きからとなります。
といっても、今回は戦いは描かれていません。

まずはホークとエリザベスを避難させたキング。
そして聖騎士の2人から事情を聞こうとしたのでした。

キングは聖騎士たちに“本当の狙い”があると直感的に感じた様子。
実際、第42話で、ギーラは

「七つの大罪の始末はあくまで任務のおまけ」

と発言しています。
その真相を聞き出そうとしているのですが、今回は明らかにされていません。
しかし、重傷状態の聖騎士ギーラはキングに対してこう言い放ちます。

「七つの大罪は聖騎士の前に完全に敗北する」

と。
重傷状態にも関わらず、かなり強気な発言です。
やはり何か真の目的があり、それがこの言葉の強さを生んでいるんでしょう。

この辺りの真相は次回以降明らかになるでしょう。
しかし、今回でも十分に今後のストーリーを紐解くのに役立つ情報が出てきます。
それは後ほど。

下記から16日間無料で七つの大罪全巻が読めます。

■ハウザーとディアンヌのやり取り

バイゼル喧嘩祭りの優勝景品だった神器を探しに行ったディアンヌ。
しかしその場所にあったはずの神器がないのです。
慌てたディアンヌは１人で

「僕の神器（ギデオン）がなーーーーーーい！！」

と叫びます。
アニメがはじまって以降、各キャラの声が声優さんの声で脳内再生されるのがいいですね（笑）
ちゃんと悠木碧ちゃんの声で脳内再生されてます（笑）

ディアンヌが焦っていると、そこに聖騎士ハウザーが登場します。
2人は、直前のバイゼル喧嘩祭りで対戦しています。
その際は圧倒的な力差で、ディアンヌが勝利してます。

しかし、今回のハウザーは装備を整え、武器も所持しています。
おそらく一筋縄ではいかないでしょう。

ハウザーを見つけたディアンヌは、真っ先に神器ドロボーとしてハウザーに容疑をかけます（笑）
単行本6巻の111ページを見てください。

ディアンヌ
「あっ！！キミが神器を隠したんだなーーーーーっ！！？」

ハウザー
「知るか！！！」

なんだか完全なる夫婦のような関係性を感じました。
この描写が、完全に初期ドラゴンボールです（笑）
ハウザーは絶対にヤムチャが元ネタじゃね？（笑）

こんなライトな感じのやり取りが終始続きます。

ハウザーは、やはり聖騎士の中では良識派なんだと思います。
未だに七つの大罪が、王国転覆を謀ったと信じて疑いません。
ディアンヌにそのことを問いつめるのですが、
ディアンヌはもちろん否定します。

ディアンヌ
「やってないよ？」
「そんなこと言ったらバイゼルをこんなにしたのはギーラだよ！」

と事実を話します。
ハウザーも、ちょっと動揺しています。
ハウザーは、ヘンドリクセン派の襲来を知らなかったのです。
たまたま巻き込まれたと主張しています。

このことから、やはりハウザーは良識派であることが推測されます。
つまり、ドレファス派自体が良識派ということではないでしょうか？
ドレファス聖騎士長と、ギルサンダーとハウザーですね。

ちなみに、ハウザーとのやり取りの最中に、怪我をしている一般人を
発見したディアンヌ。
彼女は、ハウザーを横目に、一心不乱にその人物を救出に行きます。

このことからも、やはり七つの大罪は“いいやつ”ってことですね。
遥か昔、七つの大罪が真の黒幕説を唱えていた自分が恥ずかしい・・・（笑）
ま、それはそれで凄い楽しいですけどね。

ハウザーも調子が狂ったようで、ディアンヌを見守ります。

そんな時、ハウザーの後ろに忍び寄る陰が・・・。


すみません。
今回は少し長くなりそうなので前後編に分けたいと思います。
後編では、忍び寄る新たな影・更には、ペンダントの真相について書いて行きます。
お楽しみに！！

ということで今回はこの辺で。
アディオス！

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